昨日、オットがイギリス人ということを知っている友人からLINEで、「とにかく明るい安村さん、イギリスでうけてるらしいね」。
そうなんですよ。
イギリスのタレント発掘オーディション番組「ブリテンズ・ゴッド・タレント」にあの「とにかく明るい安村さん」が出場して大ウケ。
ただのおばちゃんだったスーザン・ボイルさんを一夜にしてスター歌手に変えたあの有名な番組で、なんとファイナリストになったのです。
披露したのは、おなじみの「安心して下さい。履いてます」の裸に見える芸で、辛口審査員のサイモンも大爆笑。
日本語でネタを披露する時と同じように裸に見えるポーズを決めて、英語で”I’m wearing!”と言うと、大観衆が声を揃えて”PANTS!!”とリアクション。
これは、ネタが面白くて観客が盛り上がっているというよりも、英語では”I’m wearing!”だけだと目的語がなく文章として不自然で成り立たないので、みんなが「パンツ」って目的語を補足してくれているわけで、恐らく本人も想定していなかったであろう奇跡のコラボ。
余談ですが、英語は主語と目的語がないと意味がわからない・・・ってなりますが、「私は」も「パンツを」もないのに、「履いてます!」だけで誰もがその意味と面白さを理解できるって、日本語はある意味とても効率的な言語ですよね。
さて、そのパフォーマンスにイギリス人オットのポールはどう反応するか?
ポールは「トニカク(イギリスではこう呼ばれてます)」が1回目に出場した時に、この芸を見ています。
その時は笑っていました。
ですが、今回はまったく笑っていませんでした。
曰く、「前回と同じだから面白くない」。
イギリス人のユーモアは独特で、強い皮肉や自虐的なものが好まれますからね。
なので、この分かりやすい裸芸は初回こそインパクトがあるものの、これが2回、3回と続くとイギリス人の反応がどうなるかは気になるところ。
とはいえ、イギリスは1997年に「フル・モンティ」という「失業中の金欠中年男6人が一攫千金を狙って男性ストリップ・ショーに出演するまでの様子」を描いた映画が大ヒットしたお国柄ですから、こういう誰も傷つけない、とにかく明るい裸芸は親和性が高いのかも。
北海道旭川市出身の安村さん。
芸風はともかく、「とにかく」道民として応援!!
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コメント
「トニカク」さん、ワイルドカードで決勝に進出したのですよね。
決勝ではクイーンなどイギリスネタで受けていたんですけどね。
優勝はノルウエーの方でしたが大健闘だと思います。
それにしてもイギリス人は裸が大好きですね。
そうそう、敗者復活だったんですよね。
残念ながら優勝は逃しましたが、ユーモアに厳しいイギリス人を相手に会場を巻き込んで笑いを取ったのは凄いことだと思います。
かなり印象に残るパフォーマンスだったことは間違いないですね。
安村さん、ノリで頑張ってる感じかな。ポールと同じ感想です。フル・モンティは大好きです。ちょっと英国のブルーカラーの暗い現実も描かれてて、いかにも英国映画って感じでした。さて、発掘オーディションは、こちらスペインですが、これにハマってます。2年前のですが。URLの貼り方分からなくて、島村楽器の中のスペインのYouTubeみて下さい。オタマトーン、笑います。スーザンボイル以来かも(笑)
https://www.shimamura.co.jp/shop/kokubunji/product/20210206/6349
見ました!!オタマトーンのオペラ、面白い!
こんな楽器があるんですね。知りませんでした。
ちなみにスペイン、ずっと行きたいと思っていて一度も行ったことがない国。憧れです。
オタマトーンが日本製って、感動しました。日本人はユーモアもあるなって。
スペイン、僕もないですが、良いところらしいですね。ガウディの建築見たい。