10円パンって何!?

思えば数か月前のこと。

休日に美容室に行った帰り道の狸小路5丁目付近で、長い行列ができている場所を発見しました。

長蛇の列に並んでいるのは若い男女。

一体、何のお店!?と思って見てみると、視線の先に「10円パン」の文字が目に入りました。

てっきり、「10円で買えるパン」だと思い込み、10円のパンを購入しようとSNSで情報を仕入れた若い男女がこんなに群がるなんて、日本も本当に貧しい国になってしまったんだな・・・、と切なく感じたのです。

それが間違いだと知ったのは数日前のこと。

「10円パン」は大人気の韓国スイーツで、「パンケーキの一種で生地の中にモッツァレラチーズを入れ込んで焼き上げたもので、10円硬貨または10ウォン硬貨を模した、主に屋台で売られる菓子」なんですね。

まったく知りませんでしたが、10円で買えるパンに群がっていたのではなく、流行に敏感な若い男女が話題のスイーツを求めて群がっていたのだと知って、なんとなくほっとしました。

情報に敏感であろうと日々努めていますが、最近はもうダメですね。

情報量が多く、かつ、カスタマイズされ過ぎて自分が好む情報しか入ってこないので、日頃からマークしていない、たとえば「スイーツ」のような分野はフォロー不可。

以前は情報に対して「広く浅く」のスタンスだったのですが、最近は自分が意図しないままに次第に「狭く深く」なってきていることを感じます。

 

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コメント

  1. 狭く深くなったのは、それだけ経験を積んできた証拠でもあると思います。若い頃は流行に敏感ですぐ飛びつきましたが、今は目の前の事象を瞬時に吟味できる技がある、だから、物欲もなく、自分に合った物を選択しているはず。歳を重ねるってそういう事なのかなあと10円パンの話を聞いて思いました。

    • さすが、深い洞察!確かに、若い頃と比べると流行に左右されなくなり、自分の好きなもの、合ったものがどんどん明確になってきました。
      物欲もなくなり、目の前の事象を瞬時に吟味できるようになりましたね。歳を重ねるのも悪くないですね。

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