「死ぬくらいなら会社辞めれば←ができない理由」

衝撃的なタイトルに、ぎょっ!!

50歳を機に転職を決意し、札幌を離れてしまった読書家のAさんの置き土産。

2017年に「あさ出版」から出版された本のタイトルで、「その仕事、命よりも大切ですか? NHK、毎日新聞、産経新聞、ハフィントンポストで紹介され話題になった過労死マンガを書籍化!」、というものなのです。

週末に読みました。

本を読んで、会社を辞めることを決意したAさんがどれほど追い詰められていたかをやっと理解できた気がして、あんなに近くで仕事ぶりを見ていながら何も力になってあげられなかったことを深く反省しています。

誰よりも真面目で仕事熱心で人一倍のエネルギーに溢れ、優秀で能力が高い人だからこそ、SOSの発信に気づくことができませんでした。

Aさんの置かれていた状況は、この本の内容ほどではないにせよ、もし会社を辞めずにいたら、さすがのAさんも心が壊れてしまっていたかもしれません。

ボロボロになる前に。

判断力があるうちに。

気づいてあげられなかった自分を含め、そこまで追い詰められた経験がない人にはわからない。

そのディープなところを小難しい心理学用語などは一切使わずに、実体験からわかりやすく解説してくれているマンガなので、自分自身と家族や同僚、友人、自分の人生に関わる大切なすべての人たちのためにも読んで良かったと思いました。

「まだ大丈夫」が「もう、ムリ」になる前に。

働くすべての人たちが一読して損のない、お薦めの本です。

 

読んで頂けたら↓

人気ブログランキングへ

コメント

  1. 本のタイトルに納得する人多いでしょうね。でも、生活のため、将来のため、簡単には辞められないんです。悶々としている人多いと思いますよ。
    そんな中、50歳で心機一転、転職したお友達に乾杯ですね。
    ちなみに、僕は函館で、生き方は一つではないと、皆さんから学んで転職しました。
    人生って意外と短い、だから色々経験したい今日この頃です。

    • おっしゃる通り。函館が教えてくれたこと、多いですよね。あの頃の日々が今も人生の糧。
      仕事の赴任先で、今もこうしてつながっている友人がたくさんできたことが人生の宝だと思っています。
      今思い出しても楽しかったことしか思い出せない、輝いている日々でした。
      人生後半戦、我慢し続けるよりチャレンジしたい、そんな気持ちもありますが、私は「チャレンジ」は定年後に取っておくつもりです。

タイトルとURLをコピーしました