相続と遺言

50代も半ばになり、最近、終活を考えるようになりました。

病気らしい病気をしたことがなく、子供の頃からずっと健康自慢でしたが、50代に入って乳がんになって手術をしたり、旭川で暮らしていた年下の従妹が雪かきの途中に45歳という若さで大動脈解離で急死したりしたこともあって、いつ何があってもおかしくないってことなんだな、とこの数年で人生観が激変。

我が家は子供がいないので、我が子がどうなるかという心配はないのですが、むしろ外国人オットが心配なのです。

かつては母国イギリスを大絶賛していましたが、20年以上の長期にわたって日本で生活している今となっては日本に住み続けたい、と。

とはいえ、日本語での意思疎通は問題なくとも、日本語の読み書きができない外国人オットが今の自宅で独り暮らしを続けるのは酷。

そんなことを考え始めると夜も眠れなくなり、お友達に相談。

「北海道相続レンジャー」に頼もしい同い年の友人がいるので、先日セミナーを受講してきました。

タイトルは、「子供のいない夫婦、未婚や離婚でお独り様の終活について」。

どんぴしゃ、です。

専門家集団の相続レンジャーからは、相続について明確な意思があるなら、まずは「遺言書」を作成するようにと薦められました。

なるほど。

残すような財産はほとんど何もないですが、今まで外国暮らしで負担をかけてきた分、妻亡きあとは、少なくとも経済的には苦労せずに暮らして欲しいという思いはあります。

そんな話を先日一緒にランチをした、同じく国際結婚でアメリカ在住のヨーコさんに相談したところ、アメリカでは遺言作成は当たり前なので、今はちょうど10年前に作った遺言書を更新しようとしている、とのことでした。

「何か事故があっても延命措置はしないでください」、というようなことも含めてなのだそうです。

早速、プロの支援を受けつつ「遺言書」の作成作業に取り掛かろうと思っています。

 

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