海外を旅していると、こんなところにまで日本語が!と、親切な日本語表示に感動することが多くある一方で、「な、なんじゃこりゃ?!」と思うような、摩訶不思議な日本語に出会うことも珍しくない。
その多くは、恐らく日本語を得意とする現地の人が頑張って翻訳したものと思われ、「意味はわかるけど、こういう風には言わないよな~」と思いながら通り過ぎる。
中には完全な誤訳じゃん・・・と思うものも。
以前、ベトナムを旅行した時のこと、おいしいベトナム・コーヒーの店に入ると、親切なパンフレットがあった。
さすが!と思って、開いてみると、
「コーヒーは小さいの量で飲んで、精神が楽しくなって、嬉しいことを忘れることができます。脳の引っ張る状態を下げます」・・・。
意味はわかる。コーヒーにそんな効能があることは知らなかった。
だけど、「嬉しいこと」じゃなくて、「嫌なこと」の間違いでしょう。
「コーヒーでマッサージして、身体は細長くなります」・・・。
意味はわかる。だけど、全体的にとっても不自然なそんな日本語のオンパレードで、せっかくお金をかけてパンフレットを作るのに、どうして最後にネイティブチェックしてもらわなかったんだろう、と思ったものだ。
同じことが日本でも。
今回の旅行中、いろんなところに丁寧な英語表記があった。
「アルコール」のスペルは間違ってるし、こんな言い方しないよ~、と旅行中のニュージーランドの友人たちから続々と指摘が。
でも、「ニュージーランで見る日本語でも同じでしょ」、と理解は示してくれたものの、他の言語はともかく、英語くらいは完璧であって欲しいもの。
今回、滞在した、有名な温泉地のホテルでも、ひどいありさま。
紅茶=”Brack Tea”じゃなくて、”Black Tea”。
日本に長く住んでいるポールは、日本人がRとLを間違い易いことをよくわかっているから、「あ~、Blackの間違いだ」とすぐに気づくけれど、一緒にいた友人は「Brack」ティーって何?と真顔。
日本特有のお茶か何かだと思ったらしい。
焼酎の欄では、
とうきび=”cone” じゃなくて、”corn”。
焼酎の種類が、”cone”=円錐、なんて表示されていたら、まったく意味不明でしょう。
極めつけはコチラ、
オリジナルカクテルがオール800円、と言いたいのはわかるけど、さすがに”OLL”じゃなくて”ALL”でしょう、ってことぐらいは、英語が得意な人じゃなくても間違いに気づくはず。
名の通った、サービスの質の高さで有名なホテルなだけに、とっても残念。。。
ここまでくると悲しい。
札幌オリンピックが実現するころまでには、こういう簡単なミスは一掃したいもの。
せっかくのサービスが本当にもったいない。
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