先日、久しぶりに会った妹に、このブログには、私が家事をしている話がまったく出てこない、と指摘された。
つまり、私が料理をしている様子がまったくないということ。
その通り。実際、普段私が料理することはほとんどない。
もともと料理が苦手だし、食事の時間もバラバラで、外食も結構多い。
たとえ一緒に食事ができるとしても、料理上手のポールのお陰で私の出番はない。
だけど、土日の朝食だけは、私の担当。
「朝食だけはおいしい!」とポールに褒められるので、今日も腕を振るった。。。
なんて、いつもこんな感じなので、偉そうには言えない。
見ての通り、ベーコンにスクランブルエッグ、インゲンにビーンズ、そしてトースト。
こんなの誰が作っても一緒だから、ただおだてられてるだけ。
キッチンに居座るバブーと同じで、我が家の場合、食事は完全に『質より量』だ。
「もっと食べたいよ~」。
そして、今日、久しぶりに2人一緒の朝食を終えて、隣の家に回覧板を届けに行ったときのこと。
お隣の奥様が、遠慮がちに話しかけてきた。
「あの・・・、うちの主人と娘が、お宅の旦那さんに英語を習いたいって言っているんですけど、レッスン受けさせてもらえますか?」。
もちろん!ってことで、イギリス英語とアメリカ英語の違いや英語の必要性、料金システムなどについて、しばし立ち話。
「ところで、娘さんはおいくつなんですか?」と質問した私に、「21歳です」と奥様。
衝撃!!! 私の質問は、キッズクラスの5~6才の娘さんを想定してのもの。
だって、お隣の奥様、どう見ても30代前半。
明るくって、かわいくって、おまけに肌もツヤツヤで毛穴ゼロ。
21歳の娘さんがいるなんて、誰が想像するだろう。
もし、すごく早く結婚して速攻で子供を産んだとしても37歳くらいでしょ。
30代後半には絶対見えないし、彼女が40歳を過ぎてるなんて、多分100人いたら、100人が思わないはず。
ものすごい衝撃を受けて、思わず、久しぶりにエステの予約をして、いそいそと出かけてしまった。
ここんとこ、バブーのシャンプーやトリミングには時間もお金も惜しまなかったけど、自分のことにはまったくお構いなしだった。
だめだ、こりゃ。。。
最近、明らかに、頬のあたりが野村サッチー風になってきてるし、仕事帰りに地下鉄の窓に映った自分の顔なんか、完全に疲れきったバアサンだ。
以前は、マニキュアを欠かさなかったし、土日になれば、髪をカールしたりしてお洒落を思いっきり楽しんでたのに、いまやただのヒッピー。
隣の奥様に、21歳のお嬢さんがいることを知って、女心に火がついた。
全身のリンパ・マッサージとフェイシャル・エステ。
今の私に必要なのは、コレ。
数ヶ月ぶりの至福のトキ。あ~、なんて気持ちいいの。。。
だけど、困ったのが、施術後のリアクション。
「すごい、右と左見比べてみてください。ほ~ら、全然違うでしょ!」と、自分の施術にご満悦のエステティシャンさん。
正直なところ、どんなに鏡を凝視しても、いったい、どこがどう変わったのか私には全く分からなかった。
まぁ、エステにはよくあることだ。
だけど、あまりに興奮して違いを訴える(演技?!)彼女の前で、私は、ただひたすら、
「すごい、わかります!全然違います!」と連呼するしかなかった。
本音で生きているはずの私としては、無念、なんたる失態。
だけど、明らかな効果がなくたって全然OK。
気持ちよくって、最高だったのは間違いないんだもの。
「ふぁ~」って、まさにこんな感じ↓の夢心地。
帰りに近くのスーパーに寄ったら、桜餅&うぐいす餅のセットがなんだかとってもおいしそうで思わず買ってしまった。
そういえば、3月3日の今日は、『ひな祭り』。
もう『ひな人形』を飾ることもないから、すっかり忘れてた・・・。
3月3日に女心に火がつくなんて、ただの偶然じゃなかったのかも。
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