
「些細なことで揺るがない『鈍さ』こそ、生きていく上で最も大切で、源になる才能」。
2007年にベストセラーになった渡辺淳一さんのエッセイ集『鈍感力』。
実家に遊びに行った時、母の書棚にあったので読んでみた。


本当にその通り。
類稀なる「鈍感力」があったら、人生ラクラク。
怖いものなど何も無い。
でも、多くの人は、恐らくそうじゃないから、悩むのだ。
「鈍感力」を身に付けるにはどうしたらいいのか・・・、努力で身に付けられるものなのかどうか、それが何より知りたい。


そして、ふと、自分はどうかと考えてみた。
日ごろから、ささいなことで愚痴愚痴悩む。
どちらかというと、人より敏感で繊細なような気がしないでもない。
悩むたびに家族や同僚・友人に相談する。
そして、周囲からアドバイスをもらって努力したり、たくさん話をしてすっきりしたり、「心に麻酔」をするしかないと決めてなんとかやり過ごしたり・・・。
そんなことの繰り返しで日々過してる。
大好きなスープカレーを食べたり、気の合う仲間とお酒を飲んだりしながら・・・。


でも、どんなに嫌なことがあったり、数日後に大変なことが控えているとしても、夜眠れない・・・こと、これだけは人生においてほぼ皆無。
とにかく、毎晩よく眠れる。
これは子供の頃から現在までそう。
ビッグ・イベントの時に、「昨日は全然眠れなかった」とか、「普段から睡眠導入剤がないと眠れなくて・・・」、なんて話を聞くたびに、自分の「眠る力」にちょっと驚いたりもするくらい。
禍根を残すと思うような出来事も、自分でも意外なほどにあっさりとすぐ忘れるし・・・、そう思うと、人よりかなり鈍感だという気がしなくもない。
結局、自分のことがよく分からない。
そんなわけで、40代を過ぎて、女性として、社会人として、この先どうやって充実した人生を歩むべきか、悩み多き日々を過している今日この頃。
2013年によく売れたビジネス書、2冊を購入。
「2025年の社会を生々しく予想し今後の生き方・働き方に警鐘を鳴らした ベストセラー『ワーク・シフト』」、と「女性はいかにキャリアを築くべきか」を説く『リーン・イン』。


英語のレッスンの後、勢いにまかせて洋書で購入。
どちらも著者は女性。
読めば、きっと考えさせることは多いはず。
今月中に読み終えたい2冊。
読んでいただけたら、
↓ 人気ブログランキングのクリックをポチッとしていただけると嬉しいです。
ついでに、わんこ好きの方は、
↓ にほんブログ村ウエスティのクリックもポチッと!
コメント