昨日から新職場で仕事をしている。
新職場とはいえ、私にとっては旧職場。
かつて仕事をしていた場所に、約10年ぶりに出戻り。
思えば、約10年前、精神的にとっても負担に思うようなことがあって、心の拠り所を求めていた。
子供がいない私にとっては、仕事のことを忘れて夢中になるような「何か」が必要だった。
今になって思えば、「母性」のようなものだったのかもしれない。
心が渇望していた時に見つけた拠り所、それが、バブーだった。
ポールの方が、最初からわんこ扱いには長けていたけれど、バブーは私になつき、トイレにもお風呂にも着いてきて、私のそばを離れようとしなかった。
こんなに自分を必要としてくれるなんて!と新鮮な驚きを感じたのを今も忘れない。
だから、10年たった今でも、まったく変わらずとっても愛おしい。
バブーはそんな私のことを、今は、多分、自分の「ペット」だと思ってる。
そう思って、私が勝手にどこかに行かないように、トイレもお風呂も見張ってる。
ポールじゃなくて、私にすり寄れば、おいしいものももらえるし、好きなところに遊びに行けることがわかってる。
人間の子供だったら、きっと「脛」をかじられまくってる。
そんなことを思う今日この頃。
バブーが我が家に来てから10年。
月日が経つのは本当にあっという間。
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