相手を抱きしめる「ハグ」は、人間関係においてたくさんの「良い」効果があることは、このブログに何度も書いたことがある。
「安心感をもたらす“セロトニン”、快楽物質である“ドーパミン”が分泌され、不安が和らぎ、多幸感を得られる」というもの。
ヨーロッパで経験した「ハグ」文化は、日本に最も広まって欲しい海外文化のひとつだ。
大学生の頃、フランス・パリで見た光景は、今も強烈に頭の中に残っている。
フランスに語学留学していた21歳の夏。
毎朝、語学学校に通うバスの中で、バスに乗ってきたフランス人が知り合いに会うと、周囲も憚らず、ハグをしてキスをする。
ハグをして、左右の頬に交互に4回キスをするので、気が付くと頬が相手の口紅で真っ赤になる。
そんな光景を、日常で何度も見た。
日本では、絶対に見ることのない光景。
そんな見たことがなかった光景が、今は日常になった。
ポールとの生活ではもちろん、イギリスに里帰りすると、家族や友人、みんながハグしてくれる。
ニュージーランドの友人たちも、ハグして、キスの嵐をくれる。
いまだに、めちゃくちゃ照れる。
でも、身を任せていると、とっても心地いい。
先日の、妹のお義父さんの葬儀の際、ポールは何も言わず、妹の義母を思いっきりハグしていた。
ヨーロッパでは、悲しみに暮れている人を精一杯抱きしめることは、とっても自然なことだ。
言葉はなくても気持ちが伝わる行為。
とはいえ、彼にとっては自然でも、日本では違う。
多分、妹のお義母さんは、ポールのハグにかなり戸惑っっていたと思う。
帰宅してから、自分がしてしまった行動を後悔していたポール。
でもきっと大丈夫。
ポールの優しい気持ちは伝わったはず、だと私は思ってる。
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コメント
落ち込んでいるとき、バブーちゃんのブログにたどり着きます。
バブーちゃんの笑顔に癒されます。
きっと。。「ハグ」は「ノンバーバルコミュニケーション」なのですね。えりポンさんが感じるように、「身を任せていると、とっても心地よい」と思ってもらえるような介護者になりたいと思いました。
英検1級取得されたのですね。*おめでとうございます!*
(時を読まないコメント失礼します。)