人気ブログランキングに参加中♪仕事って、なんなんだろう。
時々、ふと思うことがある。
たとえば、仕事に忙殺されて、自分を振り返る時間が全くない時。
自分に余裕がまったくなくて、他人にも優しく接することができなくなり、自己嫌悪で凹む時。
こんな風に仕事に追われて年を取るだけの、こんな人生でいいのかな。
これが自分のやりたいことなのかな。。。
先日、ポールとスカイプで話していた、現在はニュージーランド在住のポールの幼なじみのイギリス人ジョン。
自分が働いている会社に、「クオリティ・オブ・ライフ＝個人の人生の充実」が満たされていないので、週５日から週３日勤務に変更してほしいと求め、認められたという。
さすが、ニュージーランド！、というべきか。
日本の会社でそんなことを申し出ようものなら、たとえそれが正論であっても、正論とは認められず、頭がおかしくなったのかと思われる。
そんな時、御年80歳の大先輩と食事をする機会があった。
北海道経済の第一線で活躍してきたけれど、今は引退して、好きなことをして悠々自適に過ごしているという。
約１年ぶりにお会いして驚いた。
もともと体格のいい人だったけれど、仕事を辞めて張り合いがなくなったせいか、すっかり痩せて小さくなってしまっていた。
相変わらず舌鋒鋭く、神々しいまでの威厳はそのままだけれど、おそらく昼夜を問わず仕事をしていた時の方がずっと健康で元気に見えた。
日本は一般的に言って、ワーカホリックな人が多い。
その現実が今、問題視され、タブー視されている。
総論としては賛成。
だけど、各論としては、確実に仕事に生きる人たち、仕事が生き甲斐になっている人たちはいるわけで、その人たちの働き方まで否定するのは良くないと思う。
求められるのは、その人その人の、クオリティ・オブ・ライフを尊重すること、なんだと思う。
考え方が様々なのだから、働き方だけ一律にするのは無理がある。
いろんな働き方があって然るべき。
早くリタイアしたい人もいれば、死ぬまで働きたい人もいる。
大先輩は、会社のため、経済のため、おそらくこれまで私生活はまったく犠牲にしてきたはず。
趣味もおそらく封印してきたはず。
そんな仕事一筋の人生をずっと続けて、突然「さぁ、どうぞお好きなように」と言われても、どうしていいかわからないというのが本音なのだと思う。
あんなに大柄だったのに、この一年で、私よりも体が小さくなってしまった大先輩を見て、仕事が個々人に与える影響について、いろいろ考えさせられた。
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コメント
こんばんは！はじめまして(^o^)
実は以前毎日欠かさず読ませていただいていて、なんでだったかいつの間にか読まなくなり、今日またふと思い立ち検索してみて再び来ました！
バブーちゃん、大病患っていたなんてびっくりです(>_<) 元気になったようでほんとによかったです(;_;) うちの実家でもウェスティ飼っているので、ウェスティ大好きです！ それから、旦那様のポールさんとは相変わらずとっても仲良さそうで、羨ましいです(._.) うちは子どもが産まれてから、お互いのダメさばっかりに目がいってしまい、ギクシャクしています。。 なんだか自分語りが多くなってしまいましたが、やっぱり素敵なブログだなぁと思うので、今日からまた読ませてください(*^^*)
えり子さん こんにちは。悩んでいるよ
うですね。仕事と生活の両立、難しいなあ。僕も会社を一度辞めた経験から
言うと、仕事しているのは「所属欲」に依るところが強いですね。一度自由になってイギリスに行きましたが、その時、アパートメントから出てくる家族に出会いました。若い夫婦に小さな女の子、赤い小さな車でこれからドライブに行くようです。そのアパートはミドルクラスの住居、おそらく、中流のごく普通の家庭でしょう。その時気が付いたんです。自分は何やってるんだろうってね。望んで自由になったのに、何にも所属していない自分はなんて心細いんだろうって。その家族がと
てもまぶしく映った事を今でも鮮明に
覚えています。そして、帰国後、即就活して、今の会社に入った訳です。バカですよね、イギリス行く前に気が付けってね。仕事で悩む事は毎日ですが、スパッと辞めて自由になっても悩みはあるもので、人間って面倒な生き物ですね。今は「所属欲」を満足させて、日々を充実させる努力をしています。なんだか取り留めのないコメントになりましたが、あまり悩まずに、1日1日を大切にしていきましょう！
＞しーちゃんさん
はじめまして。また戻って来ていただいてありがとうございます！
子犬だったバブーも１１歳になり、もちろん私もポールも歳を取り、いろいろ不調も出てきまして・・・。
我が家全員、エイジングに向き合っている今日この頃です。
しーちゃんさん、子供がいらっしゃるの羨ましいです♪
今になって、もし我が家に子供がいたらな～、って、子供がいるご家庭をとても羨ましく思います。
コメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
＞Atsukusaさん
コメントありがとうございます。
何かに所属しているって、とても安心しますよね。私も転職しているので、肩書のない辛さ、名刺のない心細さは今も忘れられません。
先日会った大先輩はすでに退職しているのですが、「現役の人がうらやましい」と言っていました。
会社に行くことが張り合いだったと。
私も仕事は好きなのですが、だんだん年を重ねてくると、今までとは違う思いが去来します。
またゆっくり仕事について語りたいですね。
お会いできるのを楽しみしています！