先日、久しぶりに会食通訳の機会があった。
会食通訳はお酒が入る分、気分的にはかなり楽だけれど、参加者の話題がどこに向かって行くかわからず、事前の準備ができないという難しさ、厳しさが付きまとう。
今回もそうだった。
お手伝いをしたのは超ゴージャスなパーティー。
参加者の顔ぶれが普通じゃない。
話の内容も普通じゃない。
案の上、話題は想像をはるかに超えるリッチなテーマへ。
ボルドーワインの騎士団がある。
シャンパーニュの騎士団もある。
語られている言葉を訳しながら、私にとっては、まったく意味不明な世界。
「騎士団」って何?!
だけど、さすがリッチな人たちは違う。
それぞれがメンバーになっているから、「あ~、あれね!」という感じで、通訳している私自身がチンプンカンプンなのに、ちゃんとお互い通じ合って盛り上がり、スマホで写真を見せ合ったりしている。
英語力より何より先に、幅広い知識こそが重要だと感じる今日この頃。
この歳になってもまだまだ知らないことばかり。
必要なのは、情報アンテナ!
忘れもしない人生初の会食通訳は2011年、韓国出張での英語の通訳だった。
緊張をほぐすべくマッコリを飲み過ぎたけれど、そのお陰で言葉も「場」も滑らかになり、思いがけず上司にもクライアントにも喜んでもらえて結果オーライ。
願わくば、「アルコール付き会食」専門の通訳になりたい。。。
それこそがまさに「天職」だと思う今日この頃。
読んでいただけたら、
↓
人気ブログランキング
ついでに、わんこ好きの方は、
↓
にほんブログ村
コメント
通訳可(注;要アルコール)
名刺に是非追加を ! 笑笑
いくら目一杯アンテナ張り巡らせても、騎士団引っ掛かりますかね?(笑)