先輩・後輩

私は3姉妹の真ん中ですが、姉も妹も私自身も、大学を卒業して以来ずっと仕事を続けています。

中間子ゆえ自由気ままに育った私は何度か寄り道をして、3社目の今の会社に至るまでに半年程度のブランク、いわゆる「プー太郎」生活も経験済み。

妹は産休・育休を2回取得しているので数年間の中断がありますが、姉は大学を卒業してから一切休むことなく最初に就いた会社でキャリアを積み重ねて今に至ります。

先日、そんな姉が勤務している会社を訪問し、姉の後輩という女性Eさんに偶然お会いする機会がありました。

私が「妹」という「縁」に驚きながら、「以前、地方の支社で一緒に仕事をしたことがあり、それ以来連絡を取り合っています。とても尊敬している大好きな先輩です!」とEさん。

姉からも「Eさんはとてもしっかりした、仕事のできる優秀な後輩」と聞き、嘘偽りなく、とても良い「先輩・後輩関係」なのだとわかりました。

仕事をしていると、こういう関係を持てるのはとてもありがたく、貴重なこと。

自分のことのように嬉しい出来事、出会いでした。

後輩といえば、先日、久しぶりに後輩から誘われてランチに行くと、「私の上司になってくれませんか?」と話を切り出されてびっくりしました。

上司として仕事ができるような分野ではなく、迷惑をかけて失望させてしまうだけなので実現することはあり得ませんが、それが「買いかぶり」、「お世辞」だとしても、優秀な後輩にそう言ってもらえたこと、上司として望んでもらえたことが、とても嬉しかったです。

仕事はひとりでするものではありません。

まずは自分がしっかりと仕事をすることが大切ですが、その上で、先輩からは「信頼できる後輩」と思われること、後輩からは「尊敬する先輩」と思われること、その両方をかなえることができたら、会社員人生として最高です。

早いもので、定年を迎えるまで一桁になりました。

残りの数年間は、詰まるところ、「一緒に仕事ができて良かった」と先輩からも後輩からも思われるような、そんな仕事がしたいと思います。

そうしみじみ思いながらランチをしていた時、「明日が休みだと思うと、月曜日なのに金曜日モードでまったく仕事をする気になれませんよね~」、というサラリーマンの先輩・後輩2人連れの会話が聞こえてきました。

同感!

会社員に必要なのは、仕事の合間にこういうタブーをフランクに話せるギスギスしない間柄。

仕事ができ過ぎて余白がないのもダメ、性格が良くていい人過ぎるのもダメ。

なにごともバランスが大事。

 

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コメント

  1. 私は男女平等が建前の公務員を仕事に選んだのですが、実態は圧倒的な男社会。
    会議に出席すると女性は私だけ。昇任すると「このポストに就く女性は貴方が初めて」という変な励ましを受けました。
    女性上司に対する男性職員の抵抗感も少なからず残っていました。結果を残すことに精一杯で、今も「名誉男性」みたいな働き方をしていた自分を反省することがあります。
    自分が女性職員からどう見られているかとか、良いロールモデルになろうと考える余裕がなかったなと。それでも後輩から「目標です」とか「あこがれです」と言ってもらえるとお世辞であってもうれしいですよね。その言葉で励まされたことも。
    時々、後輩からメールや電話で近況報告を受けますが、彼女たちが自然体で自分らしく仕事を続けられたらいいなと願っています。

    • 圧倒的な男社会は公務員も会社員も、なかなか変わらない、変えられないですよね。
      それでも、以前と大きく違うのは、大っぴらに男女平等に反することができなくなったことでしょうか。
      女性蔑視発言をしようものなら、教養やモラルがない人と思われてその人自身の価値を下げてしまう世の中になったことは大きな進歩。
      後輩女性たちが自然体で自分らしく仕事を続けてくれたら本当に嬉しいですよね。
      私自身もこうして仕事を続けることができるのは、苦労して道を切り開いてくれた女性の先輩たちのお陰と感謝しています。

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