母の心配

今月はじめに夫が痙攣発作を起こし、その後少し落ち着いてから、夫に言いました。

「今回の一連の出来事をイギリスのお母さんに話しておいてね」。

イギリスにいる夫の母、義母のヒルダは85歳。

もし万一、ヒルダより先に息子のポールに何かあったとしたら大変です。

しかも異国で「息子が急死」なんてことになろうものなら、俄かに信じることができず、いろいろ思いを巡らせ、思い悩むことになるでしょう。

そう思っての助言でしたが、夫は言いました。

「心配をかけるだけだから言わない。もしそんなことをしたら、妹にも『母親に心配かけるようなこと言うな』って絶対怒られるよ」。

そう言われて、私も引き下がりました。

とりあえず、今は大丈夫なわけだし、余計な心配をかけたくない気持ちはよくわかります。

でも、それが正しい判断なのかどうかはよくわかりません。

母親というものは、真実を知って心配をかけられたくないものなのか、むしろ真実を知りたいものなのか。

難しい問題だと思います。

 

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コメント

  1. 受け手の性格によりますよね。
    私は、先に知りたいかどうかはわかりませんが(笑)
    後から、知らなかったことを知ったら怒ります(笑)
    どこまでも勝手です。

    • 受け手の性格・・・、確かにそうですね。
      夫のお母さんは、自分が病気の時も心配をかけないように異国の息子には言わないタイプ。
      なので、息子もやっぱり同じです。

  2. 難しい問題ですね。今は落ち着いている様だし、これが、入院して重症って時は伝える方がいいのかな?とも思います。距離が限りなく遠いだけに難しいですね。コロナの変異株も新たに見つかって、渡航自体また厳しそうですからね。国際結婚特有の深刻な悩みですね。

    • 今は落ち着いているからこそ、母親にすべてを話すべきだという私と、落ち着いているからこそ、あえて言う必要はないという夫。
      夫の家族のことなので、私はそれ以上、口を突っ込まないようにしていますが不安です。
      国際結婚、私たち自身も親も歳を重ねて、若い頃には考えもしなかったような心配事が次々と出てきます。

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