医療と人生

「ちょっと昼寝する」と言ってそのまま夜まで寝てしまったり、前の晩は早く寝たはずなのに、翌朝いつまでたっても起きてこなかったり。

以前は「昼寝」どころか、テレビを見ながら「うたた寝」することさえ一切なかった夫が最近とてもよく眠るようになって、どこかおかしいんじゃないかと気になっています。

そんな時、夫の生徒さんが、「養老先生、病院へ行く」という本の話を教えてくれました。

東大名誉教授で医学博士、「バカの壁」で有名な養老先生は「病院嫌い」で知られているそうですが、このたび体調不良を感じて26年ぶりに病院に行ったところ、心筋梗塞と診断されて即入院・手術になった、という話です。

医者なのに病院嫌い・・・。

その理由が知りたいというのと、26年ぶりの「受診日の直前3日間はやたらと眠くて、猫のようにほとんど寝てばかりだった」というのが気になりました。

寝てばかり、というのは本人も自覚していない体からのSOSなんですよね。

本を読んであらためてそう思いました。

だがしかし、入院当時、養老先生は82歳ですが、夫はまだ55歳。

いったいこの眠気はどこから来ているものなのか。

夫はコロナをとても気にしています。

今でも毎日欠かさず世界の感染状況と推移をチェックして、情報収集につとめ自分なりの考察を加えて教えてくれます。

コロナのワクチンはもちろん、インフルエンザのワクチンも受けました。

感染しないように、ウィルスから身を守るために必死です。

なのに、たばこはやめません。

私的には、「コロナ」より、「肺がん」になるリスクの方がはるかに高いのでは?と思うのですが・・・。

養老先生が病院に行かない理由は、「現代の医療システムに巻き込まれたくないからです。このシステムに巻き込まれたら最後、タバコをやめなさいとか、甘いものは控えなさいとか、自分の行動が制限されてしまいます」。

夫もベースは同じ考え方だと思います。

病気と人生、医療の向き合い方は人それぞれ。

夫婦でも分かり合えない問題です。

 

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コメント

  1. 寝る=自己防衛(心身ともに)、生き物の本来の姿とも言えるようですが、
    心臓疾患、50も過ぎれば歳は関係ないかもしれません。
    医者の不養生は真似せず、常にアンテナは張っていた方が良いと思います。
    喫煙は心疾患・呼吸器系と直結のイメージが拭えません。
    原因がはっきりわかると良いですね。

    • 私は夫とは逆に、長時間眠ることができなくなってきたので、こういう人もいるんだな、と不思議で。
      眠気があるってことはやっぱりどこかが酷く疲れていて、脳がそれを求めているってことなんじゃないかと思うのです。
      医者の不養生は真似しちゃダメですね。
      私だけでもちゃんとアンテナ張っておくようにします。

  2. 医者の不養生と言いますから、意外に自分の事は無頓着な先生が多いです。精神科の先生にはうつ病が多いのは業界の常識です。ポールは寝過ぎかな?概日リズム障害と言って、いわゆる時差ボケみたいに、睡眠と覚醒リズムがズレてしまうことも。人間の体内時計は25時間あって1時間多いのです。それを毎朝朝日を浴びるとことでリセットされて24時間になるようになってます(よく出来てますよね)。昼寝は1日30分以内、15時以降は寝ない方ががいいらしいですよ。日が短いので季節的なこともあるかと思いますが、まずは朝日をいっぱい浴びて、規則正しい生活が出来れば良いと思いますが、頑固者のポールが言う事聞いてくれるかな…そこが一番問題かも(笑)

    • 精神科の先生にはうつ病が多いんですね・・・。まったく知りませんでした。
      でも、分かるような気もします。
      結婚当初、ポールが昼寝やうたた寝をまったくしないことに驚いたんですよね。
      寝るのはベッドに入って夜眠るときだけで、他の場所では絶対に居眠りしなかったんです。
      今は時々、テレビのソファーで寝てる時もあります。
      ポールの体内の何かが狂いはじめていますね。。。
      私が言っても聞く耳を持ってくれませんが、ATSUSHIさんが言ってくれたら聞いてくれます。
      是非、次回お会いした時に、医学的見地から説教してあげてください!

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