甥っ子に勧められて見始めたディスカバリーチャンネルの「【億万長者の挑戦】正体隠して1億円稼げ!覆面ビリオネア」という番組が面白くて、シーズン2を観たのですが、とても勉強になりました。
何がかって言うと、仕事をする上で大切なのは「伝え方」なんだな、ってことです。
シーズン2は、億万長者の3人が自分の正体を隠して、三者三様のやり方で、たった3か月の間に一億円を稼ぐビジネスを「コネなし、金なし」の見知らぬ土地で始めることができるのか、という現代版アメリカン・ドリームの実証実験。
登場人物の億万長者は、50代男性のA氏、40代女性のB氏、30代女性のC氏の3人。
A氏はとにかく「頭を使うより、体を動かせ」タイプで電話セールスしまくり。
人に頼るより、なりふり構わず自分が動く。
B氏は人を怒鳴り散らして働かせるタイプ。
無理難題を押し付けて、喚き散らしてゴリ押し。
C氏は柔和で優しく、ゆっくり丁寧に説明して共感してくれる仲間を探すタイプ。
関わってくれた人たちに常に感謝と敬意を忘れない。
この3氏、もともと億万長者だけに、それぞれの手法でちゃんと結果を出すわけですが、興味深かったのはC氏。
C氏が他人に何かを頼むと、彼女の熱意に打たれて「無報酬」で協力してくれる人が続出するだけでなく、常に期待以上のものが出来上がってくるのです。
一方、A氏とB氏が他人に何かを頼むと、常に期待以下のもの、想像とは違うものが出来上がって慌てまくるのです。
その違いは何かと言うと、自分がしたいと思っていること、目指していることの「伝え方」なんですよね。
私も経験があります。
仕事をお願いしたときに、期待値より低いものが出てきた時は、お願いした相手の能力が問題なのではなくて、自分の伝え方が悪かったんだ、と反省すべきなんですよね。
仕事はもちろん、ブログもSNSもYouTubeもFacebookも、「伝え方」が本当に大事なんだと改めて。
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コメント
要(よう、ではなく、かなめ)は伝え方ですか。
番組は見ていませんが、
・相手に伝わっていると思い込んでいる
・相手の理解力が足りない
・自分の伝え方が悪い
これらに結果の差はありますか?
上二つが多いと思う時点で要反省(笑)ですかね。
最近になってようやく気付きました。
ちゃんと誠心誠意をもって伝えないと、結果、遠回りしちゃうんですよね。
相手に期待するんじゃなくて、自分がちゃんとしなければ、と。
未熟過ぎて反省しきりの日々です。
本当に部下に指示を伝えるのは難しいですよね。皆が皆、打てば響くような人材ばかりでは無く、女性から指示されるのは癪に障るという年長の男性もいるわけで。
やる気のない部下に指示するのは面倒、自分でやった方が早いと思ったこともあります。当然、自分一人でグループが回るはずも無く、人を上手く使うのが管理職の役割と気づくのですが。
指示した内容を相手が理解してくれたはず(当然)という思い込みが一番危ない。
途中経過の確認、イメージの共有、完成形の擦り合わせが大切。
期待値を超えた場合は相手の能力が優れていたから、期待値に満たなかった時は自分の伝達能力が不足していたんだと今なら納得出来る自分がいます。
おっしゃる通りです。
いちご大福さんは働く女性のパイオニア。
男性社会の真ん中で、ご苦労されたからこその重い言葉です。
思い込みが一番危ないですよね。
仕事で学ぶことは多く日々是勉強です。