思えば中学生の頃から外国語が大好きで海外生活に憧れて、高校時代は英語、大学ではフランス語を勉強。
文学とかアートではなく、音声の異なる言語が興味の対象で、フランス語を好きになったきっかけは忘れもしない、中学生当時、新札幌にオープンしたばかりの「プランタン」のエスカレーターのアナウンス。
「何!?このキレイな言葉!?」。
感動しましたねー。
そんなわけで、外国語好きな私の夢は通訳です。
才能がないと今は諦めましたが、数年前までは本気で通訳になりたくて通訳学校に通って必死になって勉強していました。
通訳者のネットワークには今も登録しているので、仕事の募集が時々届きます。
もちろん私にというわけではなく、登録しているみなさん宛に。
コロナがおさまって海外からの観光客が戻ってきてからは、毎週のようにジャンジャン届きます。
報酬も悪くない、っていうより良い!!
だがしかし、思わぬところに落とし穴。
「冬季の屋外での通訳業務も含まれるので、クライアントは体力のある若い方を望んでいます」。
「移動を伴うハードな業務なので、クライアントは40代以下の方を希望されています」。
通訳で求められるのは言葉だけではないってことですよね。
定年したら時間ができるので、頭が痺れるほど勉強しまくって通訳を仕事にできたら、なんて夢を思い描いていましたが甘かった・・・。
ビジネス経験が長いので、若い人よりきっと使えるはず!
なんて思っていましたが完全な誤算。
通訳は年齢が関係ない業務、むしろ人生経験、仕事経験が生きる業務と思っていましたが、実績もなく体力が衰える60代が得られる仕事ではなさそう。
切ない現実ですが、セカンドライフの軌道修正をしなくては。
読んで頂けたら↓
コメント
私の知人は70代でバリバリ通訳ガイドをしていますよ。(確かに行動力と体力がありますが)
円安に加え、日本の食や治安の良さに惹かれ来たいという外国人も多い反面、通訳ガイドの数は少ないので絶対、需要はあると思います。私も本州の観光関係者から北海道在住の通訳ガイドの紹介を頼まれたことがあります。
本州の観光地を回って、北海道にも足を伸ばしたい外国人は多いようです。
リピーターが増え、単なる食と観光地巡りではなくもっとディープな日本文化を体験したいという需要も多いので、ニーズを分析してマッチした企画を提供すれば年齢に関係なく受けるのではないかと。もちろん発信もしなければならないので難しいけれど。
eri-ponさんがあんなに努力して磨いた語学力が使われないなんてもったいないです。
70代でバリバリ通訳ガイドって凄すぎますね。
私が通っていた通訳学校の先生は60代でしたが、同時通訳ではおそらく今も道内一なのではないかと。
その分、物凄く勉強していました。同時通訳の前夜は徹夜もしていたと思います。
必要なのは情熱だと思います。
いちご大福さんがおっしゃってくださったように、自分で言うのもなんですが、あんなに努力したので、諦めずにもう少し頑張らねば。