乳がんサバイバーの備忘録

会社の人間ドックで見つかったステージ1の乳がん手術から、早いもので3年が経ちました。

今思えば、平日の毎日連続で札幌医科大学付属病院の地下にある治療室に通って放射線治療を受けていた当時は、気力・体力の限界から体重が一気に10㎏以上落ちたあげく、外国人オットを残して死んだらどうなっちゃうんだろう・・・と思い詰めていました。

そのため、メンタル的にかなり凹んでいましたが、その後は幸いなことに乳がん再発の兆候もなく、嘘偽りなく罹患前とまったく変わらず元気です。

今は3ヵ月毎の定期検査で、つい先日も札幌医大病院に行ってきました。

健康で病気と無縁だった頃は病院は行きたくない存在でしたが、今は好き。

手術で命を助けてもらって定期的に通院を続ける「心の拠り所」、「安心できる場所」に。

今回受けた検査は「骨塩定量検査」。

乳がん治療の副作用で「骨粗しょう症」になりやすいので、骨の密度や強度を評価するための画像検査を定期的に受ける必要があるのです。

そして、検査結果は主治医もびっくり!の「若い人と比較しても100%まったく問題なし!」とのことで、骨粗しょう症予備軍ではありませんでした。

良かったー!

この冬の雪道転倒で手首にヒビが入ったのは、乳がん治療のせいで骨が弱っているせいだと思い心細かったのですが、先生曰く「違いますよ。ただ単に打ち所が悪かっただけですね」。

そっかー!

検査前はドキドキ「ネガティブ」になりながら、検査後は安心「ポジティブ」に。

このままで行けますように、備忘録。

病気になると記録は大事です。

 

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コメント

  1. 病院が「心の拠り所」になるってすごいですね。
    苦しい時期、辛い時期を乗り越え、その境地に到達できる心の持ち様が素敵です!

    友人が先日、乳がん手術後の放射線治療を完了。
    何気なく検診を受けたら初期の乳がんを発見。やはり検診って大事です。

    • 病院は嫌なところじゃないって思うようになりました。
      楽しみ、というのは語弊がありますが、安心を得られる場所なんです。
      ご友人は、恐らく私と同じレベルの初期の乳がんだったのではないかと思います。
      検診大事です。本当に。

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