先日、友人たちとの飲み会の時、同じレストランのすぐ近くのテーブルに10人くらいのグループがいた。
なんとなくそちらのテーブルを見ると、その中に、楽しそうにお酒を飲み、語っている会社の大先輩の姿があった。
すでに定年になり別な会社に移っている方で、「あっ」と思った瞬間、向こうもこちらを見て目が合ったので、お互い笑顔で「意外なところで会いますね!」なんて声を掛け合った。
別な会社の飲み会のようで、その大先輩以外には知っている人はいなかったけれど、ひとりだけ、顔見知りの人がいた。
名前はわからないけれど、会社のビルのエレベーターでたまに乗り合わせる人だ。
宴会を終えての帰り際、大先輩が「それじゃ、お先に」と声をかけてくれた。
続いて、その顔見知りの男性が私に、「もう少し、愛想を良くした方がいいんじゃない?」と言葉をかけて、店を出て行った。
ドキッ。
自分は自分のことを、ずっと「愛想の良い」タイプだと思っていた。
今までずっと疑うことなくそう思っていた。
小学生の頃、親の仕事の都合で、何度か転校し環境が変わった。
その都度、周囲に溶け込み、馴染むための自己防衛手段として身につけたものだと思っている。
でも、あくまでも自己認識としてそう思い込んでいるだけで、他人から見たらそうじゃないのだと気づかされた。
確かに、自分の知っている人たち、しかも好意を持っている相手には、愛想を振りまく、というより自然と笑顔で話しかけるけれど、そうじゃない人には「そうじゃない」から、愛想のない人だな、と思われても仕方ない。
しかし、この話を仲のいい女性の友人たちにすると、大体みんな怒りだす。
「そんなこと言う方がおかしい」、「愛想良くしろなんて、女性差別じゃない?」。
自分は「愛想がいい」と思っているのに、他人は「無愛想」と思っている。
この年になっても、自分のことって、わかってるようでわかってない。
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コメント
こんにちは。いつも楽しく拝見してます。
その男性、いったい何様なんですか。
お互い違う飲み会で挨拶はしているのでなんの問題もないです。
その男性こそそんなひとことがえりぽんさんを困惑させてしまうという
想像力もないですね。
ほんとうに自分の事のように腹がたちます。
気にしないでくださいね。
男性、あなたこそもうすこしこそジェントルマンになってくださいよ
と言いたいです。
>アロアママさん
ありがとうございます!
私が信頼している友人たちに話した時と同じアドバイスを頂けて、安堵の気持ちで嬉しいです。
その時はかなり凹んでいたのですが、我がことのように怒って、「無視、無視。気にする必要ない。そんなことを言う方がおかしい」と。
アロアママさんのおかげで、気持ちが軽くなりました♪