
2025年、日本は、私たちの仕事や生活はいったいどうなっているんだろう?
読後、思わず考え込んでしまう本、「ワークシフト」。
この本が書いているのは、「世界規模の研究が生々しく描き出す2025年に働く人の日常」。


ショッキングな未来予想図が次々と・・・。
・中途半端な技術や能力は機械に取って変わられ、世界的な貧困化が進む
・「なんでも屋」の時代は終わり、求められるのは高度な、誰も真似のできない「専門性」。しかもひとつじゃ不十分
・通信技術の進歩でいつでもつながることで、時間の「細切れ化」が進み、自由な時間がなくなる
・人材市場はグローバル化がどんどん進み、インドや中国の優秀層との競争になる
・エネルギー価格の上昇が輸送や移動の抑制につながり、バーチャル化が加速する
などなど、あまりにリアリティがあって考えさせられる。


この本の話ではないけれど、「現小学生の65%は今存在していない職に就く」などとも言われていたりする。
人はどんどん長寿化するけれど、将来を見誤ると企業はどんどん短命になる。
人間の能力をはるかに凌ぐコンピューターが、次々と仕事を奪い、ひとりの人間が同じ会社でずっと働くなんて、いつの間にか「夢物語」になってしまうのかもしれない。


今から10年後の未来。
インターネットの進化がもたらすのは、仕事や生活の価値の変化。
変化について行けずに置き去りにされたくはないけれど、愛犬とゆっくり散歩して休日を楽しむこともできなくなるような生活は嫌だな~。
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