イギリス映画三昧

人気ブログランキングに参加中♪

休日はイギリス映画三昧。

一貫してイギリスの労働者階級に焦点を当てた作品を製作し続けているケン・ローチ監督の作品に夢中。

この週末は、「リフ・ラフ Riff-Raff （1991年）」と、「レイニング・ストーンズ Raining Stones （1993年）」の２本を観た。

「リフ・ラフ」の主演は、 有名俳優のロバート・カーライル。

バブーと同じウェスティのジョックが出てくる「マクベス巡査」以来の大ファン。

最下層の労働者が集まる建築現場。

賃金は安く、労働条件は劣悪。

救いようのない貧しさが、とにかくリアルで見るのが辛い。

「レイニング・ストーンズ」は、もっと辛かった。

救いようのない貧しさの中で、それでも可愛い娘のために見栄を張る主人公。

タイトルの「レイニング・ストーンズ（raining stones)」は、石が降ってくるような辛い生活という意味。

まさにタイトル通り。

どちらの映画も、不況や貧困に苦しみながら生きる人々のリアルな姿。

人生について、深く考えさせられる。

明日は我が身と己を戒める。

英語は聞き取れないし、内容もすごく勉強になる。

いろんな意味で、私にとってまさにツボ！

ハズレなし！の、ケン・ローチ監督！

作品の数も膨大で、まだまだ観たい作品がある。

今まで一番好きな映画監督はと聞かれたら、フランス映画の『仕立て屋の恋』や『髪結いの亭主』で有名な、パトリス・ルコント監督と即答していたけれど、同じくらい映画に引き込まれてしまう。

こんなに素晴らしい監督を、今はじめて知ったことが悔しい。

もっと早く知っていたら、私の生き方も人生観も、もっと違ったものになっていたかも。

映画が見たくて、休みがとにかく待ち遠しい。

読んでいただけたら、
↓
人気ブログランキングのクリックをポチッとしていただけると嬉しいです。

ついでに、わんこ好きの方は、
↓
にほんブログ村ウエスティのクリックもポチッと！