昨夜、「世界のサカモト」、坂本龍一さんが壮絶な癌の闘病の末に亡くなったことを知りました。
一番最初にこのニュースを知ったのは、フランス人で日本が大好きな雑誌記者クロードのFacebook情報。
日本人より先にフランス人から教えてもらうっていうところが今の時代ならでは。
それはさておき、世界一有名と言っても過言ではない偉大な日本のミュージシャンの訃報に今朝からショックが大きくて・・・。
まだ71歳。
1980年代にテクノブームを巻き起こしたYMOのメンバーは、高橋幸宏さんも今年1月に70歳で亡くなったばかりなので、一番年上だった現在75歳の細野晴臣さんおひとりになってしまったんですね。
YMOが人気絶頂だった頃、シンセサイザーという楽器を初めて知り、その近未来的なサウンドに魅了されて、代表曲「ライディーン」を当時習っていたエレクトーンで良く弾いていました。
最近の、坂本龍一さんの思い出といえば2014年の札幌国際芸術祭です。
坂本教授がゲスト・ディレクターとして札幌国際芸術祭を大いに盛り上げてくれていて、モエレ沼公園で開かれるパーティーでほんの少しだけ関わることができそうな機会があったのですが、直前になって「中咽頭がんの治療に専念するため年内の活動を休止する」ことが発表され、キャンセルになってしまったのです。
これはその時のパーティー会場で、茫然と天井を見上げながら撮った写真。
最近のことだと思っていましたが、もはや9年前。
以来ずっと癌と闘っていたんですね。
「人の命は短いが、優れた芸術作品は死後も後世に残る」。
坂本さんが好んだラテン語のことわざ、とあるサイトに出ていました。
「戦場のメリークリスマス」。
「ラスト・エンペラー」。
今、改めて聞いても素晴らしい楽曲。
作品は永遠。
安らかに。
読んでいただけたら↓
コメント
戦場のメリークリスマスは印象深いですね。この映画に出演した北野武のコメントが寂しかったです。「戦場のメリークリスマスは俺だけになってしまいました」デビットボーイも逝き、そして坂本龍一も旅立ってしまった。一つの時代の終焉を感じます。
デビット・ボーイも亡くなってしまいましたね。
日本があらゆる分野でどんどん世界に進出していた時代。
一つの時代の終焉を感じますね。