怖い話

週末は実家に帰って、母の美味しい和食↓をたくさん食べさせてもらって休日を満喫してきたのですが、

その時に乗ったタクシーの運転手さんから怖い話を聞きました。

車上荒らしの話で、つい先日、近所の大きな霊園で近くに車を止めてお参りをしていた時のこと、ワンボックスカーが近くを通って、その時、「ガシャーン」という音が聞こえたそうです。

ワンボックスカーは通り過ぎ、自分の車を見ても変わった様子はなく、「今の音はなんだったんだろう?」と思っただけだったそうですが、お参りを終えて車に戻ると、反対側の窓が割られて、助手席に置いていたバッグがない!

「やられた!」とわかって、警察に電話して銀行やクレジット会社に電話して、その間、30分くらいかかったそうですが、そのわずか30分の間に、複数の銀行口座の現金が全部引き出されて口座が空っぽになっていたそうです。

〇〇銀行〇〇支店など複数の口座のカードを持っていて、暗証番号は誕生日などの類推しやすいものではなく、ランダムな数字を設定していたにも関わらず。

警察もその手際の良さ、犯行の早さには驚いていたようで、「犯人はプロの窃盗団。ワンボックスカーに複数人が乗っていて、窓を割ってカバンを盗み、なんらかの手段で銀行カードの暗証番号を読み取り、犯人たちが手分けして銀行に走り、瞬時にお金を降ろしたのではないか」という話。

クレジットカードには付帯の盗難保険がついていたのでなんとかなったものの、口座から盗まれたお金はどうすることもできず、さらに車のガラスの修理代と、細かく割れたガラスが刺さった助手席シートも全部取り替える必要があり、物凄い出費になって悲惨な目に遭った、と。

白昼堂々、銀座の高級時計店に仮面姿の強盗が押し入ったり、首都圏では富裕な高齢者を狙う強盗事件が頻発。

札幌はまだまだ安心と思っていましたが、油断禁物。

この話をイギリス人の夫にしたところ、「助手席に貴重品を置きっぱなしにするなんて絶対ダメ」。

確かにイギリスでは、車の中の見えるところにバッグを置きっぱなしにするなんて絶対にありえませんし、パリを旅行した時には、タクシーや車に乗っている時でさえ、信号待ちで一瞬停車した瞬間に強盗に盗られる可能性があるので、膝の上など見えるところにバッグを置かないように注意されました。

日本もこの先、だんだんそんな風になっていくのかもしれません。

なんとも物騒な世の中になってきましたね。

 

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コメント

  1. 僕もポールの意見に賛成ですね。都会とか強盗とかを怖がる前に、見えるところに荷物を置いている人が悪いかな。気の毒ですけどね。相手に隙を見せてはダメです。
    20年前、米国オレゴンを友人とレンタカーでドライブしてる時も荷物は必ずトランクに入れる様に留学生だった友人から言われました。
    窃盗団を見ると、治安が悪くなったと言うけれど、まだまだ日本は平和だと思います。電車で荷物持って平気で寝てるしね。

    • そうですよね。貴重品は肌身離さずが基本。
      助手席にバッグなんて、窃盗団の恰好のターゲット。
      ロンドンやパリなら、かなり気を付けていても貴重品が盗まれることがありますからね。
      そういう意味では日本は本当にまだまだ平和。

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