夫に感謝

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いつも夫に感謝している。

心から。

何より、自分の母国・日本に住み続けることができているわけだし、仕事も自由にさせてくれる。

若い頃は、外国暮らしに多いに憧れを抱いていた。

いつかは暮らしたいとずっと思っていた。

でも、外国暮らしは、楽しいことと同時に、辛いこともきっとたくさんあると思う。

私がいつも読んでいる大好きなブログがある。

大人気で書籍化もされている「イギリス毒舌日記」というブログ。

何が起きても大らかに受け止めている、イギリス在住の日本人のブログ主さん(関西人)が、数年前のある日、とても短い記事を更新した。

「こんな事ありました」という記事で、その日の出来事が綴られていた。

内容はこうだ。イギリスでの出来事。

「今日、夕方から雪が降りました。

退社後、スーパーに向かって歩いていたら、6人組の高校生に雪を投げつけられました。

何度も何度も・・・

顔や頭を狙い、皮膚が切れたかと思うほど痛く、しかも投げつける時「国に帰れ!!」と言われ、笑われ・・

本当に悔しく、腹が立ちました。

外国に住めば、こういう事もあるという事を、思い知らされた悲しい日です。

私の旦那が日本にいた頃、京都駅の前で人を待っていたら、やはり中年男性に「アメリカに帰れ」と怒鳴られた事があります。

どこにでも、こういう卑劣な事をする人がいますが、少しショックです」(原文まま)。

我が家と同じ、日英のミックス夫婦なので、勝手に親近感を抱いている上に、文章が軽快で面白いので、ずっと読み続けているけれど、後にも先にも、この日ほど「つらい」更新はなかったと思う。

もうずっと前のことだけど、いまだにこの記事が頭を離れない。

もし私に同じことが起きたら、いったいどうなっているだろう?!

ポールも日本で、これまで何度か、道や電車で、みず知らずの人に、「国に帰れ」と言われたことがあるという。

どこにでもそういう卑劣な人はいる。

昨今は、そういう卑劣な、外国人排斥主義を擁護するような風潮があるのが気がかりでならない。

北海道に住み始めてからは一度もないのが救いだけれど、だからこそポールは、自分の母国で、私に嫌な思いをさせたくないと思って、日本にいるような気がする。

「自分には耐えられるけど、妻にはきっと耐えられない」。

そんな話を、ポールが同じイギリス人の友人にしているのを、聞いたことがある。

だから、感謝。心から、感謝。

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コメント

  1. 先の震災で関東に避難されている方々に心ない言葉を浴びせる輩がいると聞いて唖然としました。
    国際結婚をして相方の国に住む方に『自国に帰れ!』と言う輩がいる?!恥さらしです。恥ずかしいです!『ごめんなさい』私達の国にようこそ!そう言える人も沢山いますよ!御主人様、我が日本を嫌いにならないで下さいね。
    妻の為は………辛いです。日本に住んで良かった!と、いつか思っていただけるよう!私たちも頑張ります。

  2. 私も英国人と結婚してロンドンに住んでいます。
    このブログにある人種差別的なことに対し、表面的に、またただ一人の人の意見で左右されるという一元的に、その歴史などバックを考えず、また若干感情的に理解されるとは、賢いえりこさんにはふさわしくないと思います。
    日英の歴史から申します。1970年代EC体制は固まりつつあり日本はこのままいけば欧州市場からしめだされる、と日本首脳陣は憂慮していました。一方英国は行き過ぎた福祉を戻すためサッチャー政権が生まれ、その資本の導入を日本に求めました。ここに日英の利害が一致しました。
    1980年代、欧州市場への突破口として日本企業は続々英国に上陸しました。日本人駐在員の生活は優雅で、英国人が20Kくらいの年収のとき、駐在員は80k~100kもらっていました。そういう背景があるので、日本人の社会的地位は高いです。それゆえ、差別を感じるとしたら個人的なものです。
    このブロガーは地方に住んでいること、が私と違います。また、彼女の外見(容貌、服装など)は不明です。ただ体験をきくと、プアエリアという感じがします。夫は、中国人や韓国人と間違われないよう、外ではまず「妻は日本人」と言っています。このブロガーの体験はお気の毒ですが、その雪をなげつけたという英国人若者は程度が低い労働者階級と思います。そういう男には、You are not a gentleman! といいなさい。

  3. 楽しみに読み逃げして居ます。
    が、今日はコメントを残します📝とても愛されているんですね
    なんだか読んでいて涙が出ました、いつも、読みながらとても参考になっております。

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