人の声って本当に興味深いと思います。
まったくの素人判断ですが、日本語と英語を比べると、日本語ネイティブが使う喉の領域と、英語ネイティブが使う喉の領域は明らかに違うと思います。
英語喉の方が、リラックスしていて低い領域にあるような気がします。
私的には、男女ともに日本語はソプラノ、英語はバリトンです。
そういう意味で普段から割と人の声に注目しているわけですが、先日、たまたま「あなたにお薦め」みたいな感じで出てきたのでクリックしてYouTubeで見た、アメリカの女性実業家エリザベス・ホームズの声にものすごい違和感を覚えました。
「違う・・・、これ、絶対この人の地声じゃない」、そう思いました。
かわいらしい見た目に反して、この声の低さ・・・、異常です。
人が話す声に違和感を覚えるなんて、そうそうあることではありませんよね。
調べてみると、もうね、すごい女性でしたよ。
アメリカ、シリコンバレーで、一時は革新的な技術を開発したと脚光を浴びた「セラノス」の創業者で、賞賛とお金を集めまくったものの、それが全くの「嘘」であることが判明して、すでに会社は解散して、「ジョブズになり損ねた女」、「シリコンバレーが産んだ最大の詐欺師」と言われているのです。
彼女の成功と没落を描いたドキュメンタリーも出ていました。
それを見て思いました。
声も作れるんだ・・・と。
スティーブ・ジョブズに憧れていたエリザベスは、服装はいつも黒のタートルネックでセルフ・プロデュースしていたうえ、自分の野心のために声までも変えていたのです。
たまに、そのことをうっかり忘れてしまうこともあるようで、その時の高い声も音声として残っているので、非常に興味深いです。
他者からの「信頼を得る」という意味では、低い声のほうが間違いなく有利だと思います。
特に女性の場合は重要な要素かもしれません。
今でも十分に低い声ですが、意識してもっと低い声で話そうと思いました。
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