函館に住んでいる姉の札幌転勤が決まり、今日は2人で家探し。
引越しは来週。
姉は今日の夕方から仕事で、函館にとんぼ返りしてしまうため、なんとしても契約は今日の午前中に済ませなければならず、限られた時間の中で、2人とも真剣。
家探しができるのは、今日限り。
とにかく仕事が忙しくて休みもままならず、昼夜問わず会社からの呼び出しも多くて、寝るためだけに家に帰ってくるような生活をしている姉の希望は、とにかく札幌中心部で会社に近いこと。
事前に両親が調査済みの物件の中から、上位3物件をチェック。
最初の物件は、地下鉄『バスセンター前』駅から徒歩0分のこの物件。
分譲仕様の賃貸マンション。
今年3月末に出来たばかりの新築未入居物件。
あまりに中心部にあるせいか、まだ結構空室あり。
一応、2LDKなんだけど、とにかくリビング含めて部屋のひとつひとつが小さくて狭い。
しかも収納スペースがほとんどなし。
わずかばかりのクローゼットもあるにはあるけど、スーツを5着も吊るせばもういっぱいになりそうな狭小スペース。
だけど、洗面台がこんな感じだったりして、女性には結構ウケそうな凝った作り。
ベッドルームの窓からは、札幌テレビ塔がくっきり見えて、時計要らず。
他の物件もチェックしたけど、物件探しにはありがちな、どこも「一長一短」。
こちらの物件は、日当たりもよくて、リビングも十分な広さがあり、住みやすそうなんだけど、札幌駅のすぐ近くのため、外に出るとものすごい騒音。
いくら寝るためだけとはいえ、朝起きて外に出た瞬間にこの騒音に見舞われるのは、さすがに酷。
外を眺めつつ、悩む姉↓。
しかも、ベッドルームからの眺望がこれ。
となりのマンションのオレンジ色の壁と、看板。
朝、カーテンを開けたときにこの絵だと、思いっきり気が滅入る。
ということで、結局、収納スペースが少ないのはどこも同じで、一番最初に見た物件が一番良かったことがわかり、もう一度、最終確認のため、最初の物件に戻ったところ、なんと駐車場に見たことのある顔が。
赤い外車から降りてきた、眼鏡をかけた若い男性。
見れば、私の会社の後輩Mくん。
「あれ?!実家に住んでたんじゃなかったの?」
聞けば、このマンションの最上階に住んでいるのだとか。。。
なぬー!実家に住んでるふりして、せっせと蓄財に励んでいやがったな。
ちっ、食事に行ったとき、おごってやるんじゃんなかった。
慌てる後輩をよそに、姉は、「予算より高くなっちゃたけど、あんなに若い人が住めるなら、私も住めるよね」と変に経済的な自信をつけた模様で、即決即断。
急いで契約を済ませ、電車の時間まで、ステラ・プレイスの『宙』でランチ。
私と年子なのに、今回の転勤で、管理職に昇進が決まった姉。
昔から、『鬼軍曹』と呼ばれて会社では怖がらる存在だったらしいけど、最近は、その怖さがさらにバージョンアップしてる。
部下たちの話になると、「3倍速で仕事しろっ!」、「ブレイクしたかったら努力しろっ!」と相変わらず威勢がいい。
実は、とっても可愛げがあって、面倒見の良い、私にとっては、いい姉なんだけど、そういう話を聞かされるたびに、一緒に仕事するのだけは避けたいとつくづく思う。
今回の転勤、姉の浮かれ気分をよそに、函館の人は喜び、札幌の人たちは戦々恐々としているに違いない。
最後のキメ台詞は、「お互い、会社で不良債権化しないように気をつけようね!」。
私の友人の働く女性たちが、姉の話をするたびに、「お姉さんに、弟子入りさせて!」と言うのが、よくわかる。
我が姉ながら、爪の垢でも煎じて飲みたい。。。
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コメント
家探しっていいなぁ~・・・
札幌の我が家は購入(マンション)済み。なので、
家選びができず・・・・
でも、転勤族の夫に、どこまでも付いていけば、
その土地で、その土地に相応しい住宅を選択できる
のは、ちょっとうれしいかも。です。
函館にいたときは、船見町に居住していて、毎日夜景を
楽しませてもらいました。天気のいい日は、駒ヶ岳を
頂きながらのティータイムは大切なひと時であったと
今更ながら感謝の一言です。
イカ釣りの船の灯りはとても美しかったです。
・・・私の正体バレバレかしら!?
>てつこさん
札幌に持ち家あり、函館時代は船見町、ご主人は転勤族・・・。
もしかして、私、その函館時代、夜景を見下ろすカーテンなしの広いリビングのセレブ部屋で、てつこさんの手料理を味わっちゃってます?!
ご主人に大変お世話になっちゃってます?!
わんこはシュナちゃんだし。。。たしか名前もてつこさんと似た名前。
間違いない。いつも年賀状をいただいている、会社の先輩Yさんの奥様では?!
やだな~、も~、早く言ってくださいよ{汗}