「イギリス人を旦那さんに!」、というブームが私の母の友人達の間で広まっているようなんです。
最初は、ポールと会って、ハグされたりなんかしてドギマギしていた母ですが、今は、「本当にいい旦那だわ~。国際結婚もなかなかいいものね。」というのが素直な感想のよう。
私の父は、典型的な日本のサラリーマンタイプで、昔から家のことは一切しません。定年退職した今も同じ。
父の出張のときも旅行の準備を全て母がしていたくらいだから、きっと自分のものがどこにあるかも知らないはず。
料理や掃除なんてもってのほか。
そんな夫が当たり前の母にしてみれば、ポールはまさに「奇跡の夫」。
自分のことは自分でなんでもするし、家事もしてくれる。
ソファに寝転がってテレビを見ながら旦那の料理を待つ妻の姿なんて母には想像もつきません。
実家に泊まったときには、ポールの布団の片付け方を見て、「四つ角をきちんと合わせて、あんなに丁寧に布団をたたんだ人は見たことがない。」とものすごく感激してたし、家に遊びにきたときは、食事の後片付けをポールが自然にしているのを見て、父は口をあんぐり、母はうっとり。
そんな感じなので、母がこのことを友人たちに自慢しているらしく、母の周りでは、「旦那にするならイギリス人」と、俄かにイギリス人人気が高まっているらしい。
この前の電話。
母:「ポール、誰かイギリス人の友達紹介してくれないかしら?」
私:「え、どうしたの?急に。」
母:「友達の○○ちゃんと○○ちゃんの娘さんたちがまだ独身なの。ポールのことを話したら、どうしてもイギリス人と結婚させたいって言うの。いい人がいたら紹介してって頼まれちゃって」。
母の中では、ポール=イギリス人=理想的な夫という図式が完成。
日本人だって、なんでも自分でする人はいるし、イギリス人だって、何もしない人はいると思うよ。
この話をポールに伝えると、「ヒト、シダイネ」。
そうだよね。その通り!了解です。
コメント
欧米人って自立が早いから、自分のことは自分でするのが当たり前の人が多いんだって、誰かが言っていたのを思い出しました。
うちの旦那さまも15歳から一人暮らしなので炊事・洗濯・掃除にアイロンがけまで…よくしてくれます。アイロンがけなんて私がするより上手だし…。
ポールの言うとおり、国籍じゃなく人柄ですね。
お互いに素敵な出来た旦那を持ったことを満喫しましょう♪(笑)
そうですね!人それぞれだとは思いますが、日本人男性で自分でなんでもする人でも心のどこかに“家事、子育てと接待等は本当は女の人のお仕事”という気持ちがどこかにあるような気がします。例に漏れずヒロは家事なんでも出来ますし、やりますが、か・な・ら・ず、そう思っていると思います。でもやってくれるだけで感謝、感謝!
Saoriさんの言っていること、よく分かります。日本人男性でも家事をする人が増えてきているとは思いますが、基本的には、家事は女性がして、男性は、「忙しそうだから、仕方なく手伝う」、または、「気が向いたらする」という程度で許されてしまうような。。。
だから、本当に優しくて良くやってくれる旦那だと思っていたら、実はものすごくストレスが溜まっていて、ある日、「どうして俺がこんなことしなきゃならないんだ!」と爆発した、なんていう話よく聞きますもん。
夫婦共働きの場合は、同じだけ外で闘っているのだから、家事についても、どちらかが「主」というのではなく、50対50であるべきですよね。
でも、ヒロさんはやってくれるだけ凄いと思いますよ。全くやらない人も世の中にはたっくさんいるでしょうから。
ちぃさんの旦那さんもアイロンがけまでするなんて、日本ではあまり考えられないような。
ちぃさんの言うように、出来た旦那を持ったことを思いっきり満喫しましょう{スマイル}
爆発されないように注意しながら{OK}