英語の早期教育

英語教育を小学校から正式に取り入れるべきか否か・・・。

英語の早期教育については、賛否両論、議論が巻き起こっていますが、私は「早ければ早いほどいい」と思っています。

そう考える第一の理由は、「正しい発音を学ぶことができるから」です。

外国語は、発音だけがすべてじゃないし、ペラペラ流暢に話すことより、話の中身こそ大切なのだから、まず日本語教育からしっかりしなければならない、という考え方もよく理解できます。

ただ、私自身は、英語にしても、フランス語にしても発音には相当苦労してきたし、発音が正しくできないせいで、自分が話す英語やフランス語が、想像力のある大人には通じるけれど、外国人と話したことのない子供には通じないという屈辱を味わった経験から、正しい発音にはかなりのこだわりがあります。

大学でフランス語を勉強していたとき、クラスに帰国子女が何人かいました。

幼少の頃のわずかな数年間をフランスで過ごしていた、というだけで、発音が完璧。

もちろん彼らも当時私と同じ教室でフランス語を初歩から勉強していたわけですから、レベル的には初級なわけですが、フランス人の先生にはすぐに違いがわかったようで、彼らが発音すると「ブラボー!!」を連発。

そんな光景を見るにつけ、「私も子供の頃、フランスに住んでいたら・・・」、と何度夢見たことか。

母国語の経験が増えれば増えるほど、母国語にはない発音が聞き取れなくなり、発音することができなくなってきます。

ポールの教室に毎週欠かさず来てくれる6歳、4歳、3歳の3兄弟。

「V」の正しい発音を習得できたのは、4歳と3歳の2人。

小さい2人は、ポールの発音を完璧に真似することができるそうですが、6歳のお兄ちゃんは、すでに「ブイ」とカタカナで発音するようになってしまい、正しい発音の習得にはかなり苦戦している模様。

「R」と「L」については、3人とも何の問題もないそうです。

3兄弟を教えるとき、ポールは全く日本語を使うことがないそうで、最初の頃は「全然わかんない」とぐずっていた彼らも、今は英語を聞きとり、英語で答えを返すようになってきたそうで、その進歩に英語の先生としての醍醐味を味わっているようです。

これこそ、語学習得の理想のカタチ。

来月生まれる妹の赤ちゃんには、ポール仕込みのイギリス英語を!と密かに早期教育を計画中です。