映画の趣味

ポールと私の映画の趣味は全く違います。

ポールの一番好きな映画はなんといっても『トレイン・スポッティング』。

あまりにも彼が絶賛するので、これまで何度か見ていますが、最初から最後まで全く良さが理解できませんでした。

ポールに言わせると、ユアン・マクレガーやロバート・カーライルら俳優陣はもちろん、音楽もめちゃくちゃカッコ良くて、内容的には、これこそが、真のブラック・コメディーというやつで、皮肉屋のイギリス人にはたまらなく面白いのだそう。

この映画は日本でもヒットしたので、この良さがわかる日本人がたくさんいるというのが私にはちょっとした驚きでした。

もうひとつの彼の大好きな映画が『パルプ・フィクション』。

彼によれば、ストーリーが予測不可能で、考えさせられる映画ということなのですが・・・。

ユマ・サーマン主演でこちらも日本でかなりヒットしましたが、私は目をそらしてしまう場面が多く、ストーリーも全く覚えていません。私の友人はあまりの気持ち悪さに途中で映画館を退席してしまったそうです。

これも『トレ・スポ』同様、好き嫌いがはっきりとわかれる映画のようです。
ストーリーうんぬんより、とにかく気持ち悪かったです。

映画の趣味が合わないこともさることながら、この生活でつらいところは、英語あるいは日本語以外の映画を一緒に楽しむことができないこと。

フランス映画でどんなに面白いものがあっても、ポールはフランス語は理解できないし、日本語の字幕も読めない(漢字が多く、かつ早い)ので、お手上げ状態。私一人で楽しむか、諦めるしかありません。

私が一番大好きなフランス映画『仕立て屋の恋』。

予測のつかないストーリー展開は、まさに一見の価値ありです。

現実をまざまざと見せつけ、夢や希望が全くありませんので、暗い映画を好まない方には全くおすすめできませんが、アンチ・ハリウッドの方なら気に入ること間違いなしの必見の一作です。衝撃の結末です。なんともフランス的なので、興味のある方は是非見てください。

それに、ポールに言ったら怒ると思いますが、主人公の俳優さん(実はフランス人コメディアン)、なんだかポールに似てる気がするんです(特に目が)。。。。