我が家は夜とっても暗いです。
といっても雰囲気じゃなくて明るさのことね。
ポールはリラックスできないからと白い蛍光灯をとっても嫌がるので、ずっと間接照明で薄暗くしているのですが、私もいまやすっかりそれに慣れてしまいました。
たまに実家に帰って、夜、白くて明るい電気が煌々とついていると本当に落ち着けません。
ポールの目は青いのですが、白人の青い目にサングラスをかけた状態がまさに日本人の黒い目の見え方なのだそう。
青い目と黒い目では、明るさの感じ方がまるで違うってわけ。
確かに季節を問わず、サングラスをかけている白人、老若男女を問わず、本当に多いですよね。
昔は「白人だからって、カッコつけてる」くらいに斜めに見ていたのですが、あれは決してカッコつけているわけではなく、眩しすぎて見えないので必要に迫られてかけているだけでした。
だからポールは、間接照明の薄暗い部屋でも平気で本や新聞を読んでいます。
本人曰く、充分明るいそうだけど、私には暗すぎてとても無理。
さすがにこの暗さで文字を読む気にはなれません。
そんなわけで、ヨーロッパのホテルなんかは、青い目に合わせているだけに、本当に暗~く感じます。
薄暗いランプがいくつかあるだけで、「えっ、全部つけてもこれだけ」って思うことも度々。
そういえば、函館でよく行っていたとっても素敵なバーの店長さんが、お店の照明のことで、
「日本人のお客さんには暗すぎるって言われて、外国人のお客さんには明るすぎるって言われるの、どうしたらいいと思う?」って、とっても困ってました。
見え方が違うんじゃ、しょうがないですよね。
見え方を合わせるなら、青い目の方には、サングラスを用意しておくしか方法はないですね。
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