にほんごのお勉強

もう3月も終わりだというのに、外は雪。

しかも荒れ模様の今日の午後、2人でおとなしく本を読んでいると、ポールが、

「『こども用のクロスワード・パズルって日本にある?」

「あるかもしれないけど・・・。でも、どうして?」

「日本語の勉強をちゃんとはじめようと思うんだ。とにかく単語を増やしたいから、クロスワード・パズルが一番いいと思って」

「ひらがなばっかりのやつ?」

「漢字も入ってたほうがいいな。今まで、日本語の勉強さぼり過ぎちゃったから」

なんと、突然の、「日本語の勉強再開宣言」

数年前まで必死に頑張っていた彼ですが、いつの頃からか「もう日本語の勉強は諦めた」と公言して憚らなかった彼のいきなりの再開宣言。

「本屋さんに一緒に来てくれる?」というので、もちろん一緒にすぐ近くの本屋さんへ。

『児童書』コーナーで、くまなく探しましたが、ポールが求めるクロスワード・パズルの本は残念ながら発見できず。

が、俄然やる気のポール、小学生用のコーナーにあるテキストをたくさん手に取っては、「コレも、コレも」と次々とお買い上げ。

0歳児教育用の『漢字カード』や、

斉藤孝の『一気に読める名作選』、

漢字練習ものや、

書き順ドリルなどなど。

私はすっかり、小学生の子を持つ教育ママの気分。

日本語の本が読みたいというので、

『千と千尋~』も買いました。

帰り道、

「どうしたの急に?」

と聞く私に、

「本当のことを言うと、今までは、日本に長くいるなんて思っていなかったから、日本語の勉強は時間の無駄だと思っていたんだよね。でも、今は、日本で生活することに決めたから、最低限の漢字くらいは、ちゃんと読み書きできるようになりたいんだ。このままじゃ恥ずかしいからね」

と彼。

そうだ、その通りだぞ、ポール!

諦めるのはまだ早い。

頑張って、「千と千尋~」を読むんだぞーー!